ヴェネツィアアイテムを眺めていると、全体的に黄色っぽくまとまっていて、水辺の青系の色彩とマッチした柔らかなイメージになりますね。
シムシティでの高層ビル群に見慣れてしまった私でも、「ヴェネツィア作ってみようかな?」と思い、少し並べてみたのがアイキャッチの画像です。
なんてセンスないんでしょう⤵︎⤵︎
ヴェネツィアらしさ全くナシ。センスある人はこういった並べ方ですらしないんでしょうね。
そんな絵心とかセンスとか全く持ち合わせていない私は、数字の分析でヴェネツィアアイテムを説明していきます。
むろん、タイトルどおり「人口数重視市長」向けです。
人口増の観点より
基本的考え方
市長パスとは新たな特化カテゴリの1つで、従来の信仰ジャンルと入れ替わっただけです。勿論、特化施設ですので、人工増加の効果を持つというのが最大のポイント。見た目の華やかさも設置する上では大事な要素だが、人工増加の為のパズルのピースでないとおかしな事になります。
ビーチ・山地設置の市長パス特化施設とは?
前回アメリカーナではほぼ都市内設置のアイテムでしたが、今回のヴェネツィアは序盤に水上設置の地形カテゴリとモロ被りのアイテムが配られ、中盤以降ビーチや山地設置の都市外アイテムが出現します。
都市外特化の良さは読んで字の如く、都市外から都市内の住宅にブースト効果を与えられるからであり、箱庭内でやり繰りするより気楽に設置できます。
ただ、ビーチのエリアで働いていたブースト効果がビーチカテゴリから市長パスに移るだけですので、どちらを置くのが効率良いのか、判断が必要になります。
ヴェネツィアアイテムを精査
当方プレミアムパス未購入の為、ノーマルパスでのアイテムは自身の調査によるもの、プレミアムパスのアイテムは公表データに基づき説明していきます。
1×2サイズの橋を比較してみる
ノーマルパス
ティア35→ブリッジ・リ・カーセ 18×18 35%
ティア47→ベレッツァの橋 18×18 35%
プレミアムパス
ティア7~ ⇒ブリッジ・クラシコ 18×18 15% 合計6コ
この3種類かと思われます。
ブリッジ・クラシコは大学のアートブリッジと殆ど同等スペックですので、見た目とかプラチナキー不足とか、そんな基準で設置すれば良さそうです。そもそも地形効果は優先度低いので、地形でも市長パスでもどちらでも、というスタンスです。
人口数に拘る市長さんはノーマルパスの2つで十分ではないかと思われます。35%はおいしいですよね。
これはノーマルパスの「ブリッジ・リ・カーセ」と「ベレッツァの橋」を繋いで設置してみたショットです。
「湖」の上に配置してありますが、金鍵使用の池4コでもOKです。

⇒道路としての機能は持ち合わせていない
こんな結果となりました。電力の供給ラインが表示されていないので当然ですね。
プレミアムパスで複数配っていた「ブリッジ・クラシコ」なら地形カテゴリの橋と同じ効果を持っているのかもしれませんが、当方プレミアムパス未購入ですので検証できません。

折角の1×2サイズですので、このようなことも試してみました。
観覧車の手前の空きスペースにベレッツァの橋を設置すると、道路の異常アイコンが出現です。

こういうことでした。
設置するだけなら可能ですが、道路接続無しの場合は特化の効果が発生しないということです。
こうなると、地形効果の橋とは違うプログラム施されていることが明らかですので、ここは大人しく、隙間に通常の設置方法で35%特化だけにしておきます。
ビーチ設置の市長パス
前回アメリカーナの「ローラースケート場」がビーチ設置の市長パスアイテムとして存在していたのですが、きちんと分析しておけば良かったと反省しております。
ローラースケート場はスペック表では7×20の30%ということで、ビーチアイテムと比較しても大差ないからサニーアイルズかな、などと早合点もいいところでした。
実際に設置してみると、このようなことに…。
酷いことになっています。長さ20のうち、11は都市内に向かい、9は海に向かっているようです。
それでは「ハーバーパラディーソ」も分析してみましょう。
自身の幅が4ということだけ確認しました。
ビーチアイテムだと「砂浜の三角州」と同サイズです。
長さは30あるということですが、やっぱり怪しい。

やっぱりね。
シムは住んでいないであろう海の方向に15.5向かっています。ですので、半分は無駄なスペック表示ということになります。
一応、公表スペック貼っておきます。

7×30って書いてありますが、どうなんでしょうね?半分しかないけど…。
ブースト値50%とは、ビーチカテゴリーのアイテムと比較すると一番上になるが、実質長さが足りないために効果は半減していると考えた方がよいアイテムです。なんとポンコツ設計なことか…。
しかも、カテゴリーがビーチではなく市長パスになるので、市長パスのアイテムとの重なり100%を気にしながら設置しなくてはならないアイテムとなっています。まだ、市長パスカテゴリのアイテムは、今のところ「アメリカーナ」と「ヴェネツィア」だけですが、今後市長パスカテゴリ増え続ける場合には、そういったところにも気を遣いながら(人口増の)街づくりをしなければならなくなったということでもあります。
都市外と都市内共通の市長パスカテゴリというわけです。
都市外特化理解していないよね?
最近では、ビーチを盛り上げようと様々な企画を配信してくるようになってきました。
貿易センター経由で訪れる街を眺めていると、明らかにビーチが不人気カテゴリであることを見て取れます。膨大なデータを拾える運営サイドなら、そこにテコ入れをしようと考えるのは当然のことですね。
方策として、選べるアイテム増やすことを選ぶことは間違いではないが、従来の都市外特化の仕組みが大きく変わってしまうと混乱をもたらし、魅力が薄れる。
そもそも、都市外特化の概念を理解できていても人口増加に直結しないし、何しろカネが掛かりすぎる。少し人口増えても税収にリンクせず、メリットが余りにもなさすぎる。プレイヤーサイドではそのように感じていても、設計段階でリサーチできていないのだから当然起こり得る話だが、余りにも残念です。
運営サイドが2シーズンに渡り放置していることを…。都市外特化の意味理解してないよね?
ヴェネツィアアイテム使えるのは?
結論として、人口数重視プレイヤーは無料パスの
ティア35「ブリッジ・リ・カーセ」
ティア47「べレッツアの橋」
これだけ有れば事足りるのではないかと思われます。
ただ、1コずつしか配っていないので力不足もいいところ。100%に収まるように配置したいですね。
アメリカーナの無料パスのティア47「グレート・ガス・ステーション」ティア54の「ニューホイール自動車ディーラー」ティア65の「食料品&雑貨店」に比べれば大幅なスケールダウンです。
プレミアムパスでのアイテムもイマイチのような気がします。
今回はアレなので、次のシーズンに期待しましょう…。
最後に、山地設置のノーマルパスアイテムは別の稿にて紹介します。それでは。